夏目漱石『こころ』についての序論(お知らせ)

 これまで、中島敦の『山月記』、高村光太郎の『レモン哀歌』について、少しくご案内をさせていただきました。『山月記』は、多くの高校の2年生で期末試験の範囲だったことが明らかなため、該当する学年の方に多くアクセスをいただいたのであろうと、こちらでも承知しており、うれしく思っています。

 同じように、2学期には夏目漱石の『こころ』が、やはり多く扱われるはずです。集英社文庫「ナツイチ」に同作品が含まれており、序論、あるいは紹介としての文章を、下記サイトに執筆致しました。

専門家による時事ネタコラム『JIJICO』
http://jijico.mbp-japan.com/2013/07/08/articles1501.html

 文字スペースの制約もあり、ほんとうに詰めた内容で、若い読者の方に知って(読みとって)いただきたい骨子のみを簡潔にまとめた文章ですが、『こころ』について概括的な予習、もしくは復習の意味で、お読みいただければ幸いです。

 後日、文章表現に即した形で、「K」の自死の原因(本サイト「オリジナル問題」もご覧下さい)や「先生」の心理、また「先生」が最終的に「自死」を選択してゆく理由などにまで、本サイトで迫ってみたいと思います。ご期待下さい。

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