高校生の現代文テスト対策 芥川龍之介『羅生門』①

 この春高校に入学・進学した1年生のみなさん、電車通学や学校の雰囲気には、もう慣れましたか?あと1ヶ月ほど経つと、中間テストがはじまります(学校によります)。区立中出身の人たちは、「もう定期テスト?」という思いが強いかも知れませんが、これから3年間、毎年このペースで進みますから、早く要領をつかんで、リズムに乗るようにして下さい。

 さて、国語の現代文では、大半の学校で、芥川龍之介の『羅生門』が中間または期末の試験範囲になるかと思われます。高校での最初の定期テストですから、まずは「幸先(さいさき)よく」、現代文で点数を稼いで下さい。

 「国語力.com」のテスト対策『羅生門』、初回は「読解シート」をお届けします。プリントアウトして、自分で読みとれることを記入して下さい。


①「下人」が羅生門に現れた時、彼はどのような境遇だったか。

 




②「下人」の外見上、彼の乱れた心の象徴のように置かれている特徴は何か。




 

③羅生門は、その時どんな状況だったか。




 
 
④「下人」は自分の置かれた状況に対して、どのような結論を持ったのか。




 

⑤④で答えた結論を、彼は実行しようと思っていたか。



 


⑥「老婆」は、羅生門の上で何をしていたのか。





⑦⑥で答えた内容についての「老婆」の言い分を要約せよ。



 


⑧「老婆」に対する「下人」の感情の移り変わりとして、次の要素を正しく並べよ。


 満足感   好奇・恐怖   侮蔑   加害意識   怒り(正義感)


 
⑨「老婆」は「下人」に、ある変化を促す契機として登場している。「変化」の内容を簡潔
に説明せよ。今までの回答の内容と言葉を用いてよろしい。

 




⑩「黒洞々たる闇があるばかりである」とは、何を暗示しているのか。


 



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hyojo@kotogaku.co.jp  言問学舎 小田原漂情

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